グローバルダイニング代表・長谷川の新型コロナウイルスに対する考え方
2020/04/24
新型コロナウイルス感染症に罹患された皆様、及び関係者の皆様に謹んでお見舞い申し上げます。また、医療従事者をはじめ最前線でご尽力されている皆様に、深謝申し上げます。
この新型コロナウイルスついて、日々様々な情報が飛び交っております。
厚生労働省の資料によると、20代までで亡くなられた方は0。30代は2名、40代3名。
感染者数がどの世代よりも多い50代で亡くなられた方は8人とされています。国内のみのデータですが、40代以下の方々の亡くなるリスクは低いと考えられます。
(東洋経済オンライン https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/ 4月23日現在)
ワクチンや特効薬が開発されるまでは、このウイルスとの折り合いをつけながら、社会生活を継続していき、医療崩壊を起こさない安定したペースで、集団免疫を構築していく必要があると考えます。そして、ハイリスクグループの高齢者・基礎疾患を持った方々などの感染を徹底して防ぐ努力が最も大事だと思います。
米国・カリフォルニア州では、スタンフォード大学や南カリフォルニア大学が、すでに抗体検査に乗り出しており、確認されている感染者より、実際の感染者数の方が、50~60倍も多いという報告があがっています。この数値から、実際の新型コロナウイルスの致死率は季節性のインフルエンザの致死率とほぼ同等の0.1%程度であり、すでに集団免疫もかなり増えてきているのでは、という議論も進められています。
また、スウェーデンは、ロックダウンを行わず、集団免疫の獲得の成功の兆しが見えています。
さらに、ニューヨーク州の抗体検査では、無作為に選んだ3000人の13.9%に抗体が確認されました。感染者が多いニューヨーク市においては、抗体がある人の比率が21.2%と2割を超えているそうです。(4月23日の記者会見にて発表)
私たちが考えているよりも、新型コロナウイルスの感染者が増えているとともに、集団免疫も広がってきているようです。
最終的には、抗体検査を徹底し、集団免疫の確立を目指すと同時に、治療薬・ワクチンの開発、そして事態の早急な収束を心より願っております。
2020年4月24日